【ローズバンク】幻の閉鎖シングルモルトスコッチウイスキー蒸留所が奇跡の復活!
ローズバンク蒸留所の復活
近年の世界的なウイスキーブームで、毎日のようにウイスキーの話題が取り沙汰されています!
そんな中で、とても嬉しいニュースがありました
それは
”ローズバンク蒸留所の復活”
あの、ローズバンクが復活するんです
と言っても、多くの人にとって聞き覚えのない名前だと思います!ローズバンクは1993年を最後に操業を停止して以降、長い間稼働していなかった工場です
ローズバンクは、シングルモルト・スコッチ・ウイスキーの銘柄の一つ!工場があるローランド地区の伝統である3回蒸留の製法に従って造られ、上品な香りとまろやかな味わいを持つウイスキーでした!
1900年代の終盤はシングルモルト・スコッチにとっての暗黒時代!多くのウイスキー蒸留所が閉鎖しましたが、このローズバンクもその一つ!閉鎖の理由は様々ですが、ローズバンクは間違いなく惜しまれつつも閉鎖した蒸留所!辛口コメントで有名なウイスキー評論家でさえも、ローズバンクの閉鎖を「悲痛な損失」と言ったそうです!
ローズバンクの思い出
ローズバンクは本当に美味しいウイスキーであり、なにより思い出深いお酒です
ゴードン&マクファイル社からリリースされたローズバンク1990!閉鎖の三年前に蒸留されたウイスキーで、瓶詰めは2006年、熟成は16年!これも今ではとても貴重なウイスキーですが、昔は普通に売っていた物です!
このお酒が売っていた時代は、焼酎ブームど真ん中!!ウイスキーを飲む人なんてほとんどいませんでした!!そんな時代に、多くのお客様に「美味しい」と認められ、ウイスキーの世界に引き込んでくれた一本!
雑味のない甘みさ、さわやかな香り!一杯飲めば、もう一杯飲みたくなる!ずっと飲んでいても、飽きのこない味!こういうお酒ってありそうでなかなかないんです
そんなローズバンクが25年ぶりに蒸留を再開すると聞けば、楽しみになるのは当たり前、いやでも期待してしまいますよね
ローズバンクはかつて「ローランドの王」、「疑いもなく最高レベルのウイスキー」と称されるほどの銘柄!
過去のウイスキー工場の歴史では、「オーナーが変わってから味が変わった!」というのはよくある話ですが、ローズバンクの場合その心配はなさそうです!
新しい工場のオーナーとなったイアン・マクロード・ディスティラーズは残された記録からオリジナルの蒸溜所設備を再現し、『みなさんがご存じのローズバンクを完璧に再現します』とコメント!
さらに、力強く!!
「ライバルはかつてのローズバンク」
とまで言っています
まだ数年先の話ですが、新しいローズバンクはとんでもなく素晴らしいお酒になるかもしれませんね!!
現在のローズバンク蒸留所
ローズバンク蒸留所は操業を停止した後、25年間ずっと放置されていたので、窓ガラスが割れ中は埃がたまり、蒸留器には錆が付いた状態だったそうです!
せっかくなので、現在の姿を航空写真で見てみましょう
廃墟のようになっているのかと思いきや、思ったより全然きれいに残っています!!田舎町の中とはいえ、建物を取り壊すこともなく残しているってのは驚きですね
さらに詳しくストリートビューで確認してみたところ、工場敷地内に青い服を着た作業員の姿が映っていました!すでに復旧の作業は始まっていますね
ちなみに、ローズバンクの名前は「バラのつつみ」と言う意味です!「バラのつつみ」と聞けば高島屋を連想しますが決してそうではありません!なぜなら「バラのつつみ」は「包み」ではなく「堤」だからです
昔、書物で『ローズバンク蒸留所の周りにはたくさんの薔薇が咲いている』と書いてあるのを読んだのをふと思い出しました!
今なら、それを航空写真があるので、自分で確認することができます!!
工場内に花壇らしき場所はみつかりません!!しかし目線を広げて見ると、工場のすぐとなりに「ドラー・パーク・ウォード・ガーデン」という場所があります、ここはバラをはじめ、たくさんの花を植えている場所だそうです
読んだのが何の本だったかのかは忘れましたが、本当だったのがなんだか嬉しいですね
ローズバンクを家で飲む
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氏名:堺 州平
長崎県佐世保市在住
バー ラ・クルーズ 占い・彩明社 代表
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