【酒蔵訪問】長崎県佐世保市・潜龍酒造へ行ってきました!
長崎県佐世保市の歴史ある酒蔵・潜龍酒造がある江迎(えむかえ)町は、佐世保市でもっとも北側に位置する町!
かつては”北松浦郡”の江迎町でしたが、2010年の市町村合併により佐世保市に仲間入り!
著しい人口減少の問題などがあって佐世保市になりましたが、本来江迎町は歴史も文化も「松浦」の一部!
「松浦」と言う地名の歴史は古く、万葉集にも松浦佐用姫(まつらさよひめ)と言うお姫様の名前が出てくる事から、平安時代以前からすでにあった地名だと言われています!
ちなみにこの松浦佐用姫はたいそう美人だったそうですが、その血を受け継いでいるせいなのか今でも松浦出身の女性は皆美人だとたいそう評判です。
そんな江迎町にある、MR松浦鉄道の駅に来ました!
潜龍ヶ滝駅
(せんりゅうがたき)
この駅を降りて、少し山間のほうに行くと
潜龍ヶ滝
びっくりするほど神秘的な雰囲気の滝!
この「潜龍ヶ滝」の名を付けたのは江戸時代の平戸藩主だそうですが、それ以前からこの滝つぼには龍が住んでいて、
「もし龍に出会う事ができたなら願いがかなう!」
と信じられていたそうです!
さらにこの伝説には続きがあって、
「龍が人間と結ばれ子孫がいて、今でもその血はこの地域に残っている!」
とも言われています。
龍と人間のハーフ!?
なんだかゲームや小説にでてきそうな不思議な話です。
さて、潜龍ヶ滝駅からさらに先に進むと
江迎鹿町駅
田舎の小さな小さな無人駅です!!
今も使われている路線ですが、線路には草が生い茂っています!!
とっても味があるローカル駅ですね!
この駅を出てすぐ
深江城跡
1400年代頃の城跡で、今は何もありませんがこの一帯は小高い丘になっています。
さらに、しばらく歩くと何やら昔風の建物が見えてきました!!
この歴史を感じる建物は元禄の時代、参勤交代や長崎警備の往来の際、平戸藩主が泊まった本陣の跡!
そして現在のこの場所こそが
潜龍酒造
今回の目的地である酒蔵です!!
流石堂々とした門構え!
門の前に石碑がありました!!
「松浦公本陣屋敷址」
と書いてあります!!
平戸藩と言えば松浦氏が治めた藩。ちなみに「松浦」と書いて「まつら」と呼ぶそうです!!
松浦氏は”松浦党(まつらとう)”と言われるこの辺り一帯の海を支配し海賊行為などを行っていた地方豪族!船の扱いに長けていた事から、古くから大陸との貿易をしたり、元寇の際は水軍として本領を発揮し「海の武士団」と呼ばれたそうです。
1688年に平戸藩奉行の山下家が藩の命令によりここで酒造りを始めたのが酒造りの起源!
そんな潜龍酒造様が造る日本酒と言えばこれ!!
本陣
これが代表銘柄で佐世保市内ではおなじみのお酒!
道路を挟んだ向かいにある建物では、お酒の販売所があり中に入ると
とっても嬉しい”無料”の試飲コーナーを発見!!
ここでは、潜龍酒造様が造るお酒を各種味見する事ができます!!
佐世保からだと車で40分ほどの距離ですが、試飲のためにも公共交通機関がおすすめ!!
では!
しっかりと吟味します!!
ふむふむ・・・・
龍の伝説に始まり、海賊を経て、海の武士団へ!!
平戸藩・松浦氏300年の歴史が詰まった深い味わい!
潜龍酒造様のお酒は、全国の皆様にぜひ飲んでもらいたい佐世保の旨い酒だと思います!!
次回のラ・クルーズオリジナルラベル!!
ぜひこの潜龍酒造様の日本酒を使いたいなと考えています!!
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自己紹介
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氏名:堺 州平
長崎県佐世保市在住
バー ラ・クルーズ 占い・彩明社 代表
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